※当サイトには広告リンクが含まれています。
同店舗は、インターネットチャネルを活用した全期間固定金利ローン商品を販売する同社が、実際に利用者と対面して相談ができる店舗として2007年2月に名古屋市に1号店を開設。以来全国に店舗網を拡大して、このほど埼玉県越谷市の新店舗開設で50店舗目が誕生した。
SBIモーゲージと言えば、グッドローンと呼ばれていた時代からインターネットなどがメイン窓口で、無店舗系住宅ローンのはしりですね。設立は10年くらい前です。
住宅ローン会社と考えれば、社歴が10年あるのは当たり前かもしれませんが、インターネット企業だと考えれば「古株」ということになりますね。もちろん、住宅ローンユーザーからすればローンを完済するまで、住宅ローン会社が存続してくれないと困るわけですが、とはいえこういう新興企業の経営が10年間、しっかり続いているというのは、何だか感慨深いものがありますね。
そのリモート系住宅ローン会社であるSBIモーゲージですが、何と対面型店舗がすでに50店もあるのですね!知りませんでした・・・。
シティバンクや新生銀行、東京スター銀行といった中堅の銀行でも店舗数は似たようなものだと思いますので、50店もあるというのはなかなか立派ですね。
ちなみにメガバンクの雄である、三菱UFJ銀行の店舗数は約800くらいですので、そこまでいたるには相当時間がかかるでしょうが、50店ならまだまだ増やせそうですね。店舗網を拡充するのが目的ではないとは思いますが、店舗網はその会社の規模を象徴しますので、ぜひがんばってほしいものです。
しかしSBIモーゲージが店舗網の拡充を着実に行っているということは、やはり住宅ローンは、直接担当者と会って相談したいというユーザーのニーズが強いということなのでしょうね。
たしかに金利タイプの選択から始まって、必要書類や手続きのことなど、担当者と話をしながら決めた方が早いことはたくさんありそうです。
それから不動産物件は100件あれば100通りの「特殊なケース」がありそうですよね。定期預金みたいにお金を預けて設定すればみんな同じ金利になるような簡単な商品ではありません。そのあたりも顧客の相談ニーズが存在する大きな理由の1つのような気がします。
となるとそのうち、住信SBIネット銀行やソニー銀行などの住宅ローンに強いネット銀行も出店戦略に乗り出すのでしょうか!?そうだとすると、ちょっと冷やかし半分でも(笑)行ってみたい気がしますね。
(編集部)